いろんなことを知っているということはとても強みになります。
例えば、
風邪を引いたなと思ったらビタミン C をとって早く治すとか
疲れが溜まっていると思ったらプロテインをちょっと多めに取るとか酵素風呂に入るとか
足が朝につるなと思ったらアキレス腱をよく伸ばしてから寝るとか
困った時にすぐに医者に頼るのではなくて、そうした知識や実践を身につけてしまいたいものですね
お正月は楽しい思い出ができましたか?
私も子どもたちと色んな所に遊びに行きましたが、一番の思い出は子ども達を預けて旦那と2人で「夢見る小学校」というドキュメンタリー映画を見に行ったことです。
この映画は全国各地のフリースクールで過ごす子どもたちの様子を映した映画です。
本当に素晴らしい映画で多くの人に観ていただきたい映画だと感じました。
まだまだ一般的ではないフリースクールですが、岐阜県では関市にライオン学園さん、また中津川市に花咲学園さんが開校しています。公立の学校でも、例えば長野県の伊那市には通知表が60年間ない学校があります。
こちらは普通の公立の学校ですが、通知表の数字で子どもを評価するのがよくないということを、60年前に校長先生が判断されたんですね。
私も通知表は嫌な思いをしました。勉強はできた方だったのですが体育が苦手だったのです。
毎回1とか2とかつけられることが悲しかったです。
離任式である先生が「勉強ができなくったっていい!かけっこが遅くたっていい!」と叫んでいました。
当時の私には意味が分かりませんでした。だって学校はできることを子どもに求めてくる。
その先生はきっと、公教育で行われている「数字で子どもたちを評価する」という方法や教育システムにしっくりきていなかったのでしょう。
「かけっこや勉強ができないからあなたたちは駄目なのだ」ということを伝えたくなかったのだと、今は分かります。
そう世の中にはそんな通知表を60年間つけない学校もあれば、今の時代だとマスクをしなくても叱られない、先生もマスクをしていない学校もある。
職員室に入る時は「失礼します」などという言葉を言わなくても子ども達が勝手に入ってきていいし、職員室内でトランプ遊びが行われたり職員室で何かをしている先生によじ登って肩車して、自由にコミュニケーションをとる生徒もいる。
疲れたらソファーで寝る。
その日1日やることは子どもたちが決める。
ラーメンをプロジェクトでやろうと決めたら
麺という漢字の成り立ちを調べ(国語)
小麦粉と水を何対何で加えたらいいのか考え(算数)
ラーメンの歴史を調べる(歴史)
一度自分たちで調味料合わせて作ってみて形にならないラーメンを作り上げ失敗することもまた経験。
本場のラーメン屋さんに、子ども自身が学校から電話をかけて見学しに行っていいですかと聞き、どうやって美味しいラーメンを作っているのか見学に行く。
自分たちの教室で使う椅子を自分たちでそれぞれ好きなように高さいろいろ引き出し付きなどいろいろ個性豊かに作り上げる
そんないろんなことを主体的に考え行動して育った子どもたちは、普通の学校で育った生徒たちとかなり違ってくるとか。
大学で様々な講義を受けて天才性を発揮し大学内で成績1位で活躍する子!などなど…
普通の公立高校で育ってきた子供達とは脳みその使い方やチャレンジ精神が全然違うだろうなということは想像に難くありません。
私自身は高校で受験勉強をただひたすらに頑張っていました。
あの時は一生懸命頑張り合格することがいいことだと信じて純粋に頑張っていましたが、
今から思うになぜいろんなことを吸収できる若い時期に、大人になったら忘れてしまうようなことを詰め込ませ覚えさせたのか、その既存の教育システムに憤りを覚えますし
そんな通ってきた教育を子どもにさせたいかと言ったら、、、。
大学時代にアフリカに行って、とてもかけがえのない経験ができたとは思っていますが、そのためにあの受験勉強をさせることに関しては疑問です。
一般的ではないフリースクールに通わせることは親としても勇気がいることだと思いますし、まだまだ社会的にも理解が足りないことだとは思いますが、日本の未来のためにも、こうしたフリースクールが増えていくといいなと思います。
こうしたフリースクールがあるということを、親や教育関係者が知っているか知らないかだけで、また世界が変わってくるだろうなということを感じた、そんな映画でした。
主催は関市にあるフリースクールライオン学園さんでした。
公教育を受けてきてしまった私たちも、既存の働き方や生活の仕方にとらわれず、いろんなことを自由にチャレンジしてみる、そんなことを是非大切にしていきましょう(*^^*)
健康には直接関係ないことを書いてみるのもたまにはいいですよね。いやいや、子どもの心の健康にはどんな学校に通わせるかは大切です。酵素風呂もまたお待ちしていますね