癌の方は、告知されてから、手術してはい終了という比較的軽い症状の方から、大きくなったり小さくなったりを繰り返してしまいがちなステージ4付近の方までいろんな方がいらっしゃいます。
今日は40代の大腸がんステージ4の方。
この方は大腸を手術し(消失)、肝臓を手術し(消失)、お腹のリンパと肺に転移し大変な思いをされ酵素風呂に来られました。
大腸がんステージ4は、5年生存率が18%と、簡単ではない癌です。でも、若くてまだお子さんも小学生のこのお客さんに関しては、何よりとても前向きなのできっと18%の中に入り、良くなっていくと感じています。
2月は腫瘍マーカーが上がってきてしまった、そして左の首鎖骨のリンパに転移が見つかってしまったということでした。
大腸がんから肺と肝臓と首鎖骨リンパに転移。それぞれ1㎝程度と小さく、その方の体調は何も問題ないのですが、このままいくとがんが大きくなってきてしまう可能性もあります。
週2~3酵素風呂に入られていましたが、それと食事・運動だけではやっぱり抑えきるのは難しいということで抗がん剤を頼ることにされました。
大腸がんが再度大きくなってしまった場合の抗がん剤ガイドラインは
・TS-1(1日2錠60mgずつ)
・アービタックス(点滴)
・イリノテカン(点滴)
です。それを彼女は
・TS-1(1日2錠50mgずつ)
・アービタックス(点滴)
のみで臨まれました。髪の毛が抜けたり強い副作用のある抗がん剤(イリノテカン)はされなかったということです。そして酵素風呂に約週3回を併用されました。3か月24回のコースを使ってたくさん入られました。
ガイドラインより少ない投与でも、これだけ腫瘍マーカーが下がり、かつ抗がん剤の副作用も抑えられました。
もしこれが、酵素風呂なしに抗がん剤だけをやっていた場合、副作用で体調が悪くなりやすいでしょう。
酵素風呂と食事運動だけで、薬なしでは、がんの増殖を抑えきれず不安が募ったかもしれないでしょう。
ですので、私としては、基本的にお客さんの意思を尊重しますが、特に全身に広がってしまっている場合、抗がん剤(スキップしたり減薬したりは可能)+酵素風呂 の併用をオススメしています。
これは物理的な話です。気持ちが前向きになったりすると奇跡的にがんが消滅することも起こります。
がんは心の病気とも言われるので、それにプラスして心が前向きになることで消えやすくなります。
がんに向き合う方々が、心身ともに気持ちよく過ごせますように、これからも応援していきたいと思います!