酵素風呂の開業前に習得しておくべきことは主に
・糠のかけ方
・手入れの仕方
の2点です。
何か資格を習得する必要はありません。
接客を今までしたことない人は、とても難しく感じる場合があるかもしれませんので、接客に関することも資料としてお渡しします。
ぬかは、ただかければ良いというものではなく、熱い糠が好きなお客様、ぬるい糠が好きなお客様いろんなお客様がいらっしゃいます。
そして、糠の温度も一定ではないので、上手く調節する必要があります。
習得する際、私は指先が熱い糠に慣れるのが一番大変でした。
また、中には閉所恐怖症や、米ぬかアレルギーの方、てんかん発作を起こす方もいらっしゃるので、入れない方もいらっしゃいます。
実は糠をかけることに関しては、「お客さんにいつまでも温かく感じさせるかけ方」というものがあります。それは私は開業後10年目くらいに知ったのですが、もっと早く知りたかったと切に思いました。
それを習得してから、多くのお客さんが「糠があったかく感じる」と変化に気づいてくださいました。
他の酵素風呂の店舗のインスタリールでスタッフさんがかけているところを見ると、それだと糠の温かさが半減するなと感じたりしています。酵素風呂をされている皆さんあまり知らないんじゃないかと思います。
ゆかりから開業する方は始めから、そのかけ方を習得して頂きますので誇りをもって営業できます。どうぞご安心ください。
手入れは、スコップと撹拌機を使って行います。こちらも糠のかけ方の実習と同時に習得していただきます。
男性しかできないというわけでもなく、女性にも可能です。(あまり高齢の方は難しいかもしれません。)
最初はやるのがとても大変に思えるかもしれません。しかし慣れてきたら、筋肉がついてきて、また力の入れ方もうまくなり、段々早くできるようになりますよ。
ただ前かがみになり腰を悪くしがちなので、普段しっかりと腰のストレッチを行いましょう。
接客のご経験がない方もスムーズに接客できるように、お客様を酵素風呂に入れる流れの中でのポイントを実習でお伝え致します。
コンビニやスーパーの接客とは違い、長い期間お客様と接することができるのは一つの魅力です。
私自身、最初広島で勤めだした時は全くお客様と上手くお話することができませんでしたが、10年経った今は何を話したらいいのかなど、かなり自然な流れでお話させて頂けるようになってきました。
そうした酵素風呂での実際の接客に役立つ経験も踏まえて、接客について開業時に実習にてお伝え致します。