この記事では、酵素風呂の間取りについて説明します。
気になる間取り図を紹介します!
実際は更衣室は1つになっています。
これは14年前に考えて作った店で、初期費用が抑えられるという意味ではこじんまり始めるというのはいいことではあるかもしれませんが、今はお客様も増えて、スペースに関する考えがかなり変わっています。もっと広く作るべきだったと感じています。
その辺も相談して頂けたらより詳しくお伝えできます。
一番重要なのが桶のある部屋です。広すぎても狭すぎても問題です。
桶のある部屋が広すぎると
・寒い時ストーブで暖まりにくい
・掃除が大変
という意味で、問題です。
特に米ぬかの温度は室内の温度にどうしても影響されてしまう部分があるので、部屋はストーブを入れればすぐに温まるくらいの部屋の方がいいです。
その点を十分に配慮しましょう。
狭すぎると、スタッフ、お客さんが動きづらいという点で問題です。
手洗い場・ストーブを桶の部屋に置いた時もスムーズな動きが可能かどうか…ということに十分配慮してください。
まとめると、桶の部屋はスタッフの動きがスムーズにできるという点を満たした上で最小限の大きさだといいでしょう。
シャワー室も同じことが言えます。広すぎると掃除をするのが大変で、狭すぎると身体の大きな方や身体のやや不自由な方が使いづらいです。
大きさとしては床面積120cm×80cm、高さ2mがベストですので、そのサイズで考えましょう。10年間このサイズのシャワー室ですが、問題なかったです。
健康風呂ゆかりでは、畳コーナーを設けていますが、これは作って正解でした。赤ちゃんを寝かせたり、お風呂に入ってしんどくなったお客さんがいらっしゃれば寝ることもできます。
また、リクライニングの座椅子を置くと、もたれた時のことを考えると結構場をとるため、買う予定のリクライニングの椅子の大きさを良く考慮されるといいでしょう。
髪の毛を乾かしたりするための鏡台と椅子も必要です。
着替える更衣室も必要です。
写真では分かりにくいですが、二重ガラスになっています。
窓は冬の結露対策・部屋の保温対策のため、二重ガラスにした方が衛生的かと思います。結露は放置してしまうとカビが生えて不衛生です。
二重ガラスの方が高価ですが、酵素風呂店内は湿度が高くなりがちなため、そこは重要視されるといいかもしれません。
桶のある部屋の壁紙は、湿気に強い壁紙がいいです。湿気に弱いものだとめくれてしまったりするので、壁紙に関しても良く配慮しましょう。
特に更衣室の壁紙はシャワーの水がもろに当たってしまうこともあったりするので、防水対策がしっかりした壁紙を選びましょう。
ゆかりは白っぽい壁紙にしてしまいましたが、茶色など濃い色だと汚れが目立たずいいかもしれません。
スタッフルームや在庫を置くための倉庫が当店にはありますが、そうした物置スペースがちゃんとあるとカクハン機、バケツ、商品の在庫などいろいろ置いておけるのでとてもいいと思います。
たくさんの米ぬかを置いておけるスペースも確保しましょう。
以上、当店からの間取りについてのごく簡単な注意事項でしたが、開業される際はもう少し詳しくご相談にのります。